漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の松井優征氏による漫画『暗殺教室』が、2015年にTVアニメ化、さらに同年に実写映画化されることが決定した。
TVアニメはフジテレビで放送され、監督は『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生The Animation』『Persona4 the ANIMATION』などを手がけた岸誠二氏、脚本はアニメ『宇宙兄弟』などの上江洲誠氏、キャラクターデザインは森田和明氏が担当。アニメーション制作はスタジオLerche(ラルケ)が行うことも発表されている。
同時に公開されたアニメのキービジュアル第1弾は、無数の「殺せんせー暗殺専用武器」に取り囲まれながらも余裕の表情を浮かべる「殺せんせー」。アニメ版の公式サイトも公開されている。さらに7月19日に開幕するフジテレビのイベント「お台場新大陸」には、『暗殺教室』のオンリーショップ「殺せんせーSHOP」がオープンし、アニメオリジナルグッズの販売やイベントの開催を予定しているという。
『暗殺教室』は、前作『魔人探偵脳噛ネウロ』でも綿密な構成と独特の世界観で読者を魅了した松井氏が、2012年7月から同誌で連載をスタート。7月4日にはコミックス第10巻が発売される。物語は、月の7割を蒸発させた巨大パワーを持つ謎の生物「殺せんせー」が、中学3年生の落ちこぼれクラス「エンドのE組」の担任となるが、国家は生徒たちに「殺せんせー」の暗殺を依頼。「来年の3月に地球を破壊する」と宣言されるが、生徒たちは特殊な状況の中で日々奔走しながらも前向きに成長していくという、少年漫画の王道が描かれている。
(C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会