猫の保護活動を行う東京キャットガーディアンは、同団体のホームページにて、飼い主のいない猫の保護ボランティア活動「猫付きマンション」を案内している。今回は、埼玉県・熊谷市の猫付きマンションを紹介する。
猫付きマンションとは
猫付きマンションは、「猫との生活を希望する入居者」と、「マンション経営で猫の助けになる活動をしたいと考えるマンションオーナー」、「成猫の保護場所を作り、多くの猫を救いたいと考える保護団体」の三者の思いが合致したシステム。新しいボランティア活動として、行政からも了承を得ている。
飼育を希望する人は、面談の上、所有権ではなく一時保護の場所として同シェルターの猫を選び、ペット飼育可能のマンションで猫を飼うことができる。「転勤が多い」「高齢だから心配」など様々な理由で猫の飼育をあきらめている人も猫の飼育が可能だ。
マイカー派も安心の駐車場付
今回、案内する「カワラマチハイツ熊高前 302号室」は、JR高崎線「熊谷駅」(徒歩20分)と、秩父線「上熊谷駅」(徒歩15分)の2つの駅を利用できる。閑静な住宅街の中にあり、落ち着いた住環境の中で生活できる。
リビング・ダイニング13畳ととても広い。カウンターキッチンなので、リビングで遊ぶ猫を見ながら、料理ができる。
6畳の和室付き。リビングダイニングとふすまでつながっているので、ふすまを開け放すとさらに広々と使える。和室にはたくさん収納できる押入れ付。
部屋には、TVモニター付インターフォン付。駐車場1台が付いている(賃料込み)ので、マイカー派にはおすすめだ。
賃料は月額5万8,000円、管理費なし。礼金なし、敷金は1カ月。
猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。
物件詳細は、東京キャットガーディアンシェルター日記で案内している。
レポート記事
実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、目黒区のマンション、中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。