フォートラベルはこのほど、同社が運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル」の会員1,153人を対象に実施した「2014年 夏休みの過ごし方」に関するアンケート調査の結果を明らかにした。調査期間は6月10日~16日。
まず、今年の夏の連続休暇平均日数を聞いたところ、「7.6日」で、昨年と比べ0.1日増加した。連続休暇日数の分布を見ると、「9日」が25.6%で最も多く、「5日」(21.8%)、「10日」(8.6%)が続く。また、休暇開始日は「8月」(70.9%)、「7月」(18.5%)、「9月」(6.4%)の順に多く、7割が「8月」に休暇を取得する見込みとなった。
夏休みの過ごし方について尋ねると、82.0%が「予定が決まっている」、18.0%が「決まっていない」と回答した。予定が決まっている人のうち、メインの過ごし方は「海外旅行」(38.3%)が最も多く、次いで「国内旅行」(28.6%)、「自宅中心で過ごす」(15.7%)が続いた。一方、予定が決まっていない人の理由には、「同行者との調整の問題」「まだ決める時期ではない」という回答が各27.5%で並んだ。
国内旅行を予定している人に旅行期間を聞いたところ、平均は「3.9日」となった。「3日」が最も多く30.2%で、以下「4日」(19.1%)、「5日」(13.0%)と続く。旅行先は「北海道」「沖縄県」「長野県」が上位3位となった。出発日は「8月11日」を予定している人が6.7%で最も多く、帰着日は「8月17日」が7.9%でピークとなっている。
一方、海外旅行の旅行期間は平均「8.0日」となった。行き先は「アジア」が46.0%で1位、2位は「ヨーロッパ」(28.4%)、3位は「北米」(16.8%)であった。国別に見ると、トップは「アメリカ」、2位は「タイ」、3位は「台湾」と「マレーシア」が同率で並んだ。出発日は「8月9日」が9.0%で最も多く、帰着日は「8月17日」が多くなっている。
海外旅行・国内旅行を予定している人に、旅行の予約手配を始めているか聞いたところ、「すでに予約が完了している」と回答した人は53.6%、「手続き・調整中」は18.3%、「予約を始めていない」が26.3%となった。「すでに予約が完了している」「手続き・調整中」を合わせると71.9%が旅行予約に着手している(6月中旬現在)。
また、国内旅行を予定している人については「すでに予約が完了している」人は39.8%、「手続き・調整中」の人は18.0%で、予約手配を始めている人は計57.8%であった。