整体師の大山奏です。湿度が高くて寝苦しい夜には、ついエアコンをつけっぱなしで寝てしまいますよね。一晩中エアコンをつけていると身体にはよくないので、タイマーで切れるようにするなどして乗り切りましょう。今回は、胸を開いて深い呼吸をしやすくすると同時に肩甲骨周りを動かすストレッチを紹介します。
胸の開閉ストレッチ
Step1: 四つんばいの状態になります
Step2: 右手を頭の上に置きます
Step3: 右の肘を上にあげ、上半身を開きます
Step4: 右の肘を下げ、左腕にタッチします
肘はなるべく大きく動かすようにしましょう。上半身を開くときには骨盤の位置は変えないようにしてウエストをひねるイメージでおこないます。
肘を身体の内側にいれるときには、左右の肩甲骨が開いていくのを意識してみてください。呼吸を止めないように左右5回ずつ行いましょう。
胸を開いて血行促進
普段の姿勢が前かがみで猫背だと、胸部が圧迫されて深い呼吸ができなくなります。胸を開く動きを意識的にすることで深い呼吸をしやすくなり、血液に酸素が入ります。全身の血行もよくなり代謝も活発になりますよ。
イライラしたら深呼吸
気温も湿度も高いと、なんの理由もなくてもイライラしやすくなります。イライラしているときには呼吸が浅くなっていることが多いです。トラブルを避けるためにも自分がイライラしていることを自覚したときには、その場で2、3度深呼吸をして見てください。それだけで少し心が落ち着きますよ。
ストレッチはゆったりとした呼吸を止めないで行うのがポイントです。自然と深い呼吸ができて、心も身体もリラックスできます。ストレスを感じやすい時期だからこそ、身体をほぐして心も一緒に安定させられるといいですね。
筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。