熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します
●「AKB48襲撃事件後、初の握手会。空港より厳しい警備とは」【スッキリ】
事件以降初となるAKBグループ・乃木坂46の握手会が行われた。金属探知機でのボディチェックについて、参加したファンは「サラッとではなくて、1人30秒くらい前面後面と靴の中も触られて、カバンも奥まで見られた。空港より厳しかった」と厳戒ぶりを明かす。「ペットボトルも中身を確認するために、警備員の前で飲まされた」というからその徹底ぶりはスゴイ。「劇薬が入っている」とでも言いたいのか。
さらに、手荷物は荷物置き場に置かされ、首からぶらさげる公式グッズも外され、柵越しで握手させられたらしい。ファンは「メンバーの全身が見えないので、私服が楽しめなくなった……」と寂しそうだった。中止よりもいいのだろうが、警備費用をかけられないマイナーアイドルたちはどう対処するのか。また、「単なる“お話会”になる可能性もある」というだけに、イベントだけでなくグループ活動そのものが岐路を迎えている。
●「布川敏和とつちやかおりがついに離婚。不倫はどうなる?」【スッキリ】
つちやの不倫騒動と別居の発覚。さらに、前代未聞の時間差釈明会見で話題をさらっていた2人がついに離婚。弁護士を立てることなく話し合いを続けての協議離婚であり、財産分与などはなく、未成年である次女の親権はつちやが持つことになった。 気になるのは、手つなぎデートを報道された飲食店主との関係だが、「実際はつき合っていない」「会見を見た男性が引いてしまった」「離婚した元妻と同居している」などの報道もあり、会っていないようだ。この間、つちやは交通事故を起こすトラブルもあるなど、すっかりダーティーなイメージがついてしまった。夫婦と長男長女で家族経営していた芸能事務所も離れるようで、芸能活動も厳しいのではないか。
●「南野陽子が骨腫瘍切除手術を行っていた」【ノンストップ】
南野が今月中旬に左手中指の骨腫瘍切除手術と、左肘からの骨移植手術を行っていたことがわかった。南野は「以前から痛みがあった」左手中指の検査を受けたところ、腫瘍の存在が発覚。
ただ、幸いにして腫瘍は良性で「1時間程度の手術と2日間の入院」で済んだという。南野は「手術の3日後から仕事もしていて、ふだん通り元気に生活しています」とコメント。いまだ『スケバン刑事2』のイメージが残るアイドルも47歳。「大病でなくて良かった」というのが本人とファンのホンネだろう。
●「58歳の郷ひろみが双子『ゴーゴー』のパパに!」【スッキリ】
妻の利奈さんが双子の男児を出産。2人合わせて5500グラム。つまり「ゴーゴー」らしい。予定日が7月下旬だったので、ちょうどいい数字になったという。
郷は「『母子共に、とても健康ですよ!』というお医者様からの言葉を聞き、心の底か ら安堵感を覚え、そして実際に子供たちに会ったときに、大きな幸せと同時に、この上ない喜びを感じています」と、初の男児誕生に幸せいっぱいのコメント。
将来は芸能界のスターか。それとも妻の父親は元プロ野球選手だけに、アスリートになるのか。「どんな顔と性格のどんな兄弟になるのか?」興味は尽きない。
●「美奈子が甲状腺の全摘手術へ。ダディも心配メッセ」【ノンストップ】
24日のブログでバセドウ病であることを公表した美奈子が、急きょテレビ電話で生出演。「昔から疲れやすくて、目の奥の痛みもありました。動悸や手の震えが止まらなかったり、精神的な部分ではイライラしますし、すごい不安が襲ってくることもありました」「2月から薬を飲んでいましたが、副作用が出てしまって、7月末に甲状腺の全摘手術を受けます」とつらい病状を明かした。
さらに美奈子は、「清志さんからも『ビックリした。大丈夫か?』という連絡があった」とコメント。ふだんから連絡を取っているわけではなく、ブログを見てLINEでメッセージが届いたという。続けざまに設楽から「(ダディ以外で)頼れる人はいる?」と聞かれたが、美奈子は「家族が手伝ってくれるので……」と即答。新たな男性の存在はないようだ。
ちなみに、「芸能活動はセーブしながら、できる仕事を受けている」らしい。そもそも今の美奈子にオファーがあるのか……。
●「ブレイク中のMay J.『ありのまま』の恋を満喫中」【スッキリ】
バラエティ番組での“カラオケ採点女王”を経て、映画『アナと雪の女王』の主題歌で一躍スターダムにのぼり詰めたMay J.。いまだに毎日「ありのままの~」のフレーズを聞くから見事なブレイクぶりだが、デビュー8年目で初の熱愛報道が流れた。話題を呼んでいる写真は、自分の傘を手に持っているのに、わざわざ彼の傘に入って相合傘で歩いている姿。「少しでも近くで」という乙女心の表れなのか。
相手は36歳の俳優・尚玄。テリー伊藤が「顔濃いよね~」と連呼するように沖縄出身のワイルドフェイスが印象的で、ハリウッド映画への出演歴もあるらしい。2人とも英語が堪能であり、10歳差だが6月20日の誕生日が同じことからも意気投合。ということは、先週末はどんな誕生日を迎えたのだろうか……。公私ともに絶好調の彼女が次にリリースする曲は、相当な注目が集まるだろう。もはやカラオケ番組に出ている場合ではない。
●「三谷幸喜が52歳で待望のパパに。人生の絶頂と風当たり」【PON!】
昨年7月に19歳年下の一般女性と再婚していた三谷に、待望の第一子が誕生。所属事務所が「6月上旬に男児が産まれ、3058グラムで母子ともに健康」であることを発表した。さらに、「私的なことでございますので、この件での取材や会見等は実施せず、この書面をもちましてのご報告とさせていただきます」とのこと。三谷は2016年に堺雅人主演の大河ドラマ『真田丸』を手がけることも決まるなど、人生の絶頂期に突入している。
そこで思い出してしまうのが、三谷と15年以上連れ添い“おしどり夫婦”として有名だった元妻・小林聡美。離婚後、「女子大生になっていた」という報道のみで熱愛の噂はなく、三谷とのギャップがたびたび取り上げられている。小林は女性から好感度の高い女優だけに、「若い女性と再婚して子どもに恵まれた」三谷への風当たりは強いだろう。
●「田中みな実アナがフリー宣言! 宮根の誘いに乗った?!」【ミヤネ】
田中アナが9月いっぱいで退社し、フリーに転身。10月から宮根誠司、羽鳥慎一らが所属する芸能事務所に入り、交際中のオリエンタルラジオ・藤森慎吾との寿退社ではないという。
27歳でのフリー宣言は、他の女子アナよりも明らかに早いが、その理由は「タレントではなく、本格派のアナウンサーを目指したい」からとのこと。田中アナは青山学院大生時代にタレント活動をしていた上に、実はアナウンス技術にも定評があるだけに、「局の期待に応えた“ぶりっ子キャラ”に頼る必要はない」ということか。
このニュースについて聞かれた宮根は、「僕もつい最近、社長から報告を受けまして。彼女は何度かプライベートで会ってて、新聞で『宮根が誘っている』とよう書かれるんですけど、羽鳥(慎一)くんのときもそうでしたけど、僕そんなに人の人生に責任持てませんから。絶対誘っていません!」とウソくさく否定。最後も「僕は1つお願いがあるだけ。稼いで! ウチの事務所ラクにして!」と大阪風の銭ネタで締めくくった。
●「尾上松也の“裏切りキス”に前田敦子のコメントは?」【とくダネ】
松也の“浮気車内キス騒動”から初めて公の場に現れた前田。肩を大胆に露出したセクシードレスが何とも意味深だが、騒動のためか、映画主演の関ジャニに遠慮してか、終始うつむいていて元気がなさそうだ。
演じたヒロイン役について聞かれると、「すごくキャラが強くて、徐々にというよりは最初から(セリフで)強いものを用意してもらえたので入りやすかったです。(口が悪く強い女の役を)楽しませていただきました」と意味深なコメント。「松也に対してもこのように接しているのか?」と思ってしまうほどタイムリーな役なのだ。その後、記者から車内キスについて聞かれると、無言で立ち去った。松也の謝罪を受け、仲直りできたのか……。
スタッフからカンペで「ひと言感想を」と振られた小倉智昭は、「ありません。次!」と不機嫌顔。『とくダネ』はすっかり芸能ニュースが嫌いな番組になった。
●「セカオワFukaseがきゃりーとの熱愛質問に赤面!」【PON!】
『文化人・芸能人の多才な美術展』でトークショーに参加した『SEKAI NO OWARI』のボーカル・Fukase。人生初の囲み取材では、自身が出展したメンバー・DJ LOVEの絵にちなんで「LOVEは順調ですか?」と聞かれ、顔から耳まで真っ赤に。「LOVEですか……どうかな……非常に囲み取材らしいですね」と苦笑いでごまかした。
もちろん記者が聞きたかったのは、きゃりーぱみゅぱみゅとの熱愛だが、「彼女は見に来る?」と聞かれても再度「囲み取材らしい」とコメント。アーティストとしては、ボキャブラリーの違いか、せめてカッコイイかわし方を見せたかったところだ。
「ネクストブレイクの大本命! 小松菜奈が初の生出演」【PON!】
『下妻物語』で女優経験のない土屋アンナを起用し、『告白』では無名だった橋本愛を起用してブレイクさせた中島哲也監督が「あ、この子だと直感した」と本日公開の映画『渇き。』ヒロインに抜擢したことから、注目を集めている18歳の小松。とびきりの新星でテレビに出ることすら珍しい。
スタジオに現れた小松は、「生放送が初めてなので緊張していて……」と話すが、モデルデビューは12歳だっただけに落ち着いている。続いて、特技の“変な声”を披露すると、そのクオリティの高さに岡田圭右と小嶋陽菜は大笑い。透明感のある雰囲気に加え、思い切りの良さなど、確かにそのスケール感は半端ない。
ちなみに、好きな男性のタイプは、「アクティブな人」で、現在の悩みは「寝グセがすごい」ことらしい。「アクティブな男性との寝グセ朝帰り」スクープだけは避けて欲しい。
布川とつちやの不倫・離婚騒動がひっそり幕を引いた。タレントにとって私生活やトラブルは、貴重な仕事のタネ。それだけに、前代未聞の時間差生会見などで盛り上げようとしたが、世間の関心はASKAの逮捕やサッカーワールドカップにあっさり移ってしまっていた。
現在の2人はワイドショーだけでなく、バラエティ番組への出演もままならない状態。タレントとしての商品価値はどこにあるのか……布川には離婚後の怪演が光る高嶋政伸のような俳優としての活躍を期待したい。
木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。