Microsoftは26日、サービス規約を更新したことを知らせる電子メールをユーザーに配信した。規約更新日は6月11日で、未成年者がMicrosoft アカウントとサービスを利用する際には保護者が責任を負うとの内容が明記されている。今回更新された規約は7月31日に発効する。
「Microsoft サービス規約」は、Microsoft アカウント、Outlook.com、OneDrive、Bing など、同社のコンシューマー向けサービスに適用される。今回、未成年者の利用に関して、下記の文言が追加された。
お客様がアカウントを作成する未成年者の保護者または法定後見人である場合、お客様は、その未成年者に代わって本契約に同意し、未成年者のアカウントが現在開設済みか後で作成されるかを問わず、アカウントまたは本サービスの購入を含むあらゆる使用について責任を持ちます。
(以上、Microsoft サービス規約 第1条第5項より抜粋)
同社がユーザーに配信した電子メールには、「Windows サービスのプライバシーに関する声明」を更新したことも記されている。プライバシーに関する声明では「Microsoftがお客様の個人情報を使用する方法」として、ユーザーの個人ファイルやメールなどの内容を、広告のターゲットにするために使用することはないとの内容を記載した。
Microsoft は広告支援サービスにより表示される広告がより関連性の高いものとなるように情報を使用する場合があります。Microsoft は、電子メール、チャット、ビデオ通話、留守番電話でのお客様のやり取りの内容をターゲット広告に利用することはありません。また、お客様のドキュメント、写真、またはその他の個人ファイルをターゲット広告に利用することはありません。
(以上、Windows サービスのプライバシーに関する声明 より抜粋)