新生銀行は26日、20代~50代のサラリーマンなどを対象に実施した「2014年サラリーマンのお小遣い調査」の結果を発表した。

同調査は、2014年4月23日~25日の期間にインターネット上で行われ、2,378人から有効回答を得た。

まず、1カ月の小遣い(昼食代含む)はいくらかと尋ねたところ、男性会社員の平均は前年比1,115円増の3万9,572円。2年ぶりに上昇したものの、リーマンショック前の水準(2008年の4万5,825円)にはおよばず、調査開始以来、4番目に低い金額となった。一方、今年から調査範囲を拡大した女性会社員の小遣い額は、男性会社員より2,860円低い3万6,712円だった。

あなたのお小遣い額はいくらですか?(昼食代含む)

年代別に見ると、20代は2007年以降、減少が止まらず、2014年も前年比615円減の3万7,865円と唯一マイナスとなった。30代は同52円増の3万7,145円と微増。40代は同4,246円増の4万1,170円、50代は同779円増の4万2,110円と、ともに3年連続で増加した。

この1年(2013年4月~2014年4月)の間に昇給があった人は前年比2.7ポイント増の38.6%と、2008年の調査開始以来、初めて増加に転じた。

昼食代は前年比23円増の541円。2年連続上昇したものの、「500円+消費税8%」の水準でワンコインランチの傾向が続いている。1回の飲み代は同9円増の3,483円、1カ月の飲み回数は同0.2回増の2.4回で、1カ月の飲み代は同770円増の8,459円と2年連続で増えた。