パナソニック エコソリューションズは7月1日、照明に映像投影の機能を融合し、従来にない空間を演出する「Space Player(スペース プレーヤー)」及びその投影コンテンツを販売する。
同社ではこれにより、同商品の製造・販売から、空間価値を高める演出照明提案、投影コンテンツの制作・販売まで、新たなトータルソリューションビジネスを展開していくという。
「プロジェクションライティング」市場を創出
同商品は、スポットライトとプロジェクターの機能を持ち、新しい空間演出を実現する製品。空間になじむスポットライト型のデザイン、設置や移設が簡単な配線ダクト取り付け方式、長寿命レーザー光源採用による省メンテナンス性、SDカード、PC/タブレットなど幅広いソースからの再生機能、投影方向を自在に変えられる構造など、様々な特徴を備えている。
同社では、このような製品特徴を生かして、映像を用いて照明を行う新しいコンセプト「プロジェクションライティング」市場を創出。投影コンテンツについては、今回、用途に合わせて、企画、制作、販売できる体制を社内に構築するとのこと。
カスタムオーダーでパナソニックが制作することはもちろんのこと、専用のウェブサイトを開設し、ユーザー自身が手軽にコンテンツを編集、制作できるアプリケーションソフトを無償で提供するほか、素材となる映像や画像を販売する。
また、パナソニックがこれまで培ってきた照明演出のノウハウなどを活用することで、価値の高い空間をトータルに提案していくという。