2016年卒のインターンシップ、ピークは8～9月 - 冬期実施を検討する企業も

マイナビは、新卒採用実績がある、または2016年卒の新卒採用を予定している企業を対象に、2016年卒のインターンシップの実施について調査した。調査は5月9日～30日にかけて行われ、1,350社から有効回答を得た。

2016年卒のインターンシップを実施する予定があるか尋ねたところ、36.0%(これまでも実績ある:29.3%＋次年度初めて:6.7%)が「実施予定」と回答した。「実施する可能性が高い」(16.9%)も合わせると52.9%と半数を超えている。

「実施予定」と「実施する可能性が高い」の割合は、従業員1,000人以上では72.8%、5,000人以上では82.3%と従業員規模が大きいほど高い結果となった。

インターンシップ実施の可能性が高い時期についての調査では、ピークは8月～9月の夏期だった。しかし、従業員規模の大きい企業を中心に全体の約2割の企業が12月～2月の冬期にも実施を検討する動きがある。実施期間は「2日以上～1週間未満」と回答した企業が50.9%で半数を超えた。次いで多いのが「1日」(33.4%)となっている。

インターンシップの実施内容は「実際の現場での仕事体験」が64.7%と最も多い。次いで「会社見学・工場見学・職場見学」(52.9%)、「人事や社員の講義・レクチャー」(41.5%)となった。