みずほ銀行は25日、チリ銀行金融機関監督庁宛に提出していたチリのサンチャゴ市における出張所開設申請について、このたび同庁より認可の正式通知を受領。これを受け、2014年度中の出張所開設を目指して具体的な準備作業を開始したと発表した。
チリは、中南米諸国ではメキシコとともにOECD加盟国であり、豊富な資源を基盤に安定したビジネス環境と貿易開放政策により高成長を継続しており、OECDも今後15年間、平均4.4%の持続的な成長を予想しているという。また、近年その経済力を背景に、チリを基点とした商流が域内に広がる勢いを見せており、域内経済成長の牽引役としてさらなる発展が期待されているとしている。
同行は、チリのサンチャゴ出張所開設により、ブラジルみずほ銀行・メキシコ出張所とともに、ダイナミックに発展する中南米経済における顧客の進出・事業拡大をサポートする体制を整えていくとしている。