総務省は25日、住民基本台帳に基づく2014年1月1日時点の人口動態調査を発表した。それによると、日本人の人口は前年比24万3,684人(0.19%)減の1億2,643万4,964人となり、5年連続で減少した。
外国人を含む総人口は前年比24万6,031人(0.19%)減の1億2,843万8,348人。このうち、外国人の人口は同2,347人(0.12%)減の200万3,384人となった。
年齢階級別の割合(日本人)を見ると、65歳以上の高齢者は24.98%(3,158万2,754人)となり、過去最高を更新。一方、0歳~14歳の年少人口は13.04%(1,648万9,385人)、15歳~64歳の生産年齢人口は61.98%(7,836万2,818人)となり、ともに過去最低となった。
都道府県別の日本人人口を見た場合、39道府県で減少、8都県で増加。このうち、最も減ったのは北海道の2万9,639人減で、次が新潟県の1万6,420人減、静岡県の1万5,504人減と続いた。一方、最も増えたのは東京都の6万7,539人増で、次いで愛知県の1万1,738人増、神奈川県の1万1,415人増となった。
3大都市圏(東京圏、名古屋圏、関西圏)の日本人人口は過去最高の6,439万4,619人、割合は50.93%と8年連続で半数を上回った。このうち、東京圏(東京都、神奈川、千葉、埼玉)では初めて3,500万人を突破した。