イギリスのマクラーレン・オートモーティブは、6月後半に開催される2014年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに参加し、世界初公開モデルを含むラインアップを一堂に展示する。初公開されるのはマクラーレンGTのレース専用最新モデルとのこと。

世界初公開されるレース専用最新モデル

6月27日には、グッドウッド・フェスティバルでサーキット専用の最新レースカーを世界初公開。その他、「650S クーペ」「650S スパイダー」「P1」も展示する。

この「P1」は、限定生産された375台の中でも特別なモデルで、このクルマ自体がプライズ・ウィナーとなっている。「P1 OOV」という登録番号を 持ち、「PP3」というコードネームが与えられたこのモデルは、BBC放送の番組「Top Gear」でも取り上げられ、司会のジェレミー・クラークソン氏が彼自身の「カー・オブ・ザ・イヤー」として称えた。

今回、マクラーレンの初期のレースカーのうちの1台「M7C」も展示される。ブルース・マクラーレンによって1969年のF1シーズンで表彰台を3度獲得したモデルだ。会場には、マクラーレン・メルセデスのドライバーであるジェイソン・バトン選手も登場予定。マクラーレンの最新モデルのステアリングを握り、ヒルクライムに挑戦する。

スーパーパドックでは2つのモデルを展示予定。マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が開発した「650S」の 特別モデルがデビューを飾り、「P1」もグッドウィル・ヒルでの有名なヒルクライムに参加し、ダイナミックな走りを披露する。