KYMCOは7月31日、空力特性を追求したデザインの車体に、可変吸気システムを備える新開発の空冷単気筒125㏄エンジンを搭載した原付二種スクーター「G6」を発売する。
「G6」は、価格競争により装備の簡略化や他車種との部品共用によるコストダウンが進む小排気量スクーター市場に一石を投じるべく、「妥協を許さない、本物の価値のあるスクーター」をキーワードに開発された。「先進のエアロダイナミックスデザイン」「卓越した装備と最高のクオリティ」を追求しているという。
車体は前後12インチにフラットフロアという標準的なスクーターの基本構成を踏襲しながら、空力特性に優れたシャープなボディデザインを採用。コンピューター解析により、前面投影面積や抵抗係数を低減し、さらに安全性や人間工学との融合をめざしたデザインに。
エンジンには可変吸気システムを備えた最新の空冷単気筒を採用。径の異なる2本のインテークパイプを装備し、電子制御式バタフライバルブを開閉することで切り替える。これにより、低速時はエンジンレスポンスを高め、高速時は高出力を実現した。
装備面では、大光量ヘッドライト、LEDデイタイムポジションランプ、LEDテールランプ、ハイマウントストップランプなどを装備。ウェーブブレーキディスクや10スポークアルミホイールも採用する。ボディカラーはベーシックなホワイト / ブラックに加え、スポーティなブルーの3色をラインアップ。価格は32万2,920円(税込)となっている。