楽天銀行は23日、「円定期預金(1週間・2週間)」の取扱いを開始した。
楽天銀行の円定期預金の預け入れ期間はこれまで1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、2年、3年、5年より選んでいたが、「もっと預け入れ期間の短い円定期預金があれば便利」という顧客のニーズに応え、新たに円定期預金(1週間・2週間)の取扱いを開始した。また、銀行の円定期預金の金利は一般的に低いと考えている顧客にもすすめることができる好金利だとしている。
<特長1>通常の円定期よりも高い金利
預け入れ期間が1週間なら年0.50%(23日現在)(税引後年0.39%)、2週間なら年0.30%(23日現在)(税引後年0.23%)と、短期の円定期預金ながらも高い金利が特長だという。また、満期時の取扱いは「元利自動継続」、「元金自動継続」、「満期自動解約」から選ぶことができる。たとえば、短期間でも繰り返し預け入れることで着実に資産形成をしたい場合は「元利自動継続」、付いた利子を別で運用したい場合は「元金自動継続」、満期日の後すぐに資金が必要な場合は「満期自動解約」と、顧客のニーズに合わせて利用できるとしている。
<特長2>短い預け入れ期間で使い方自由
定期預金でありながら1週間もしくは2週間で満期となるので、預金を始めたいが長い期間預けるのは不安という顧客や、急な出費などが多いためこれまで定期預金を敬遠していた顧客にも、気軽に始めてもらえるという。また、次の投資先を考えるまでの間、より高い金利で資金を預け入れたい顧客にもおすすめだとしている。
<特長3>最低預け入れ金額は10万円以上
どちらの預け入れ期間も最低預け入れ金額は10万円以上1円単位なので、顧客の手元資金に合わせた金額から始めることができるとしている。
楽天銀行は、顧客の資産運用ニーズの多様化・高度化に対応するため、さらなる預金商品の開発・改善に努めていくとしている。