10月7日から公演される舞台『ジャンヌ・ダルク』の制作発表が24日、都内で行われ、主演の有村架純、東山紀之、佐藤藍子、山口馬木也、矢崎広、青木健、吉田メタル、堀部圭亮、上杉祥三、春海四方、高橋ひとみ、田山涼成、西岡徳馬、白井晃、中島かずきが出席した。
有村架純が初舞台にして初主演を果たす同舞台は、1400年代にフランスを窮地から救ったフランスの国民的ヒロインでもあるジャンヌ・ダルクの半生を描いた物語。有村は主人公のジャンヌ・ダルクに扮し、東山紀之がジャンヌの運命を握るフランス王・シャルル7世を演じる。
この日はキャスト陣と演出の白井晃、そして脚本を担当した中島かずきが登壇。主演の有村は「初舞台で主演をやらせていただくんですが、とっても今から緊張していてすごくプレッシャーを感じています」と本音をのぞかせるも「ジャンヌは17歳にして強い責任感と正義感、信念を持って自分が中心となって戦い続けました。そんな彼女を演じますが、私もジャンヌのように稽古から千秋楽まで一生懸命舞台上で戦い続けたいと思います」と闘志を示した。
有村と東山は、この日の会見で初めて会ったという。有村が「東山さんはとっても紳士的でストイックな方だと勝手なイメージを持っていますが、本当に初舞台で基礎中の基礎から教えていただきたいと思っています。稽古中に色んなことを教わり、皆さんのお芝居を全部盗むぐらい食らいついていきたいです」と東山をはじめ、先輩の役者に敬意の言葉。一方の東山は「今回は怖い先輩ばかり。見た目も怖いし僕もそう感じます」と有村を不安がらせるも「僕ぐらい優しい人がいないと、と思っています(笑)」とサポート役を約束した。
舞台『ジャンヌ・ダルク』は、10月7~24日(14・20日は休演)に東京・赤坂ACTシアター、11月15~18日に大阪・オリックス劇場、11月23・24日にKAAT 神奈川芸術劇場で公演される。