グラビアアイドルの木嶋のりこ、吉住はるな、間宮夕貴、矢野未夏らが24日、東京・銀座のSMバー・ブラックハートで行われた映画『ちょっとかわいいアイアンメイデン』(7月19日公開)の完成披露会見に出席した。
本作は、漫画雑誌『ヤングエース』(角川書店)で連載中の同名漫画を原作に、名門女子高に公認で存在する秘密の部活「拷問部」を舞台に描かれる物語。木嶋演じる主人公・結月(ゆづき)は、入学早々にこの拷問部に入部させられてしまい、戸惑いながらもやがては拷問の世界にのめり込んでいく。
ポスター撮影にも使用した黒のボンデージ姿で登場した木嶋は、「(衣装の)面積が少なめで、この状態で外を歩くのは照れてしまいます」と恥ずかしそうにしながら、「こんなに露出しているんだとあらためて気づきました」と現場との感覚の違いを再認識。本作で初のフルヌードに挑戦したことに触れ、「すべてをさらけ出していました。今日は割と(体を)隠している方です」と笑顔を見せた。また、劇中では吉住演じる拷問部の先輩・碧生(あおい)と恋仲になっていく結月。「かなり濃厚な濡れ場を初めてやらせていただきました」と振り返り、「そこが私の中で一番思いが強くて、見どころだと思います」とアピールした。
一方、本作で女優デビューを飾った吉住は、「演技に関しても役どころに関しても挑戦することばかりで」と語り、「すてきな作品になっていると思います」と満足気。拷問部部長・悠里役の間宮も「はじめは戸惑ったりもしたんですけど、やればやるほど段々楽しくなりました」、極マゾ気質の部員・苺花役の矢野も「あらゆる拷問をやらされているので、それはすごく楽しくやれました」とそれぞれ感想を述べた。会見に同席した吉田浩太監督は、本作のテーマを「誰も見たことがない映画」と説明。「とことん女優さんを追い詰めた中での美しさを拾った」と自信をうかがわせた。
会見の締めくくりとして、拷問部員4人により"緊縛実演"が披露され、吉住、間宮、矢野が木嶋を手際よく縛り上げた。木嶋は「ちょっと締まってます。いい感じです」と締まり具合を真面目に報告しつつ、カメラマンからの猛烈なフラッシュを浴びると「すごい撮られてる(笑)。これは恥ずかしいですね」。自由が利かない状態にも関わらず、「途中から責めの才能が開花していくので、こうやってしっかり後手で縛っていただくシーンがあまりなかったんですよ」と冷静に思い返し、「拷問される人の気持ちがすごくよく分かりました」と実感を伝えた。