ユピテルは6月24日、日本各地のご当地キャラがナビゲートを行うポータブルナビ「Yuru Teru」を発表した。発売は7月1日で、6月24日より予約受付を開始している。なお、Yuru Teruはネット専売モデルで、一般店舗での販売は行われない。価格はオープンで、同社のショッピングサイトでの販売価格は26,000円(税別)。
Yuru Teruで用意されているご当地キャラは47都道府県に各1体ずつで、使用開始時はユーザーがいる地点をGPSで判別し、その都道府県のご当地キャラのみが使用できる状態となっている。ナビを使用して、県境を越えると、その都道府県のご当地キャラが使用できるようになる。また、走行距離200kmごとに1体のご当地キャラが追加されるので、日本全国を回らなくても、すべてのご当地キャラを使用することが可能だ。
使用されている地図は、道路地図帳の「マップル」をベースにしたもので、データは最新の2014年春版。新規開通道路や新規オープンした施設なども収録されている。1,200都市の詳細地図や、47都道府県主要部の「ぬけみちマップ」のデータも利用可能だ。
地域設定の「ゾーン30」エリアにも対応。ゾーン30は、住宅地域などで自動車の速度を30km/h以下に規制することで、歩行者の安全を確保するエリア。ゾーン30エリアは地図上に水色で表示され、エリア内に入ると速度制限アイコンも表示される。もちろん、ユピテル製のナビの特徴である、オービス設置ポイントや取り締まりポイント表示、駐車禁止エリア表示などの機能も搭載されている。
ディスプレイは静電式のタッチパネルを採用した7型ワイドで、表示画素数は800×480ドット。本体サイズはW188×D16×H118mmで、質量は約369g。電源は、付属のシガーソケットアダプターと内蔵充電池。内蔵充電池は約4時間でフル充電され、フル充電の場合は約1時間の使用が可能だ。