日本メナード化粧品はこのほど、30歳~69歳の女性208人を対象に実施した「エイジングに関する意識調査」の結果を明らかにした。調査期間は5月29日~30日。
まず、年齢を重ねることに恐れを感じているかどうか聞いたところ、6割以上が「感じている」と回答した。年代別で見ると、60代は他の年代に比較して、恐れを感じている人が少ない傾向が見られた。
恐れを感じると回答した人に理由を尋ねると、しわやたるみといった肌の老化など、自分の外見に関する変化に恐れを感じると答えた人が7割以上と最も多かった。次いで、体力の低下や健康面が恐れる要因と答える人が多く見られた。
恐れを感じていない人に関しては、「誰もが経験することだから」(69.2%)、「素敵なことだと考えるから」(42.3%)との前向きな回答のほか、「知識や経験が豊富になっているから」(50.0%)、「趣味を持っているから」(34.6%)、「自分の外見が実際の年齢より若々しく保てていると思うから」「アンチエイジング効果のある化粧品を使っているから」(各30.8%)の回答も多かった。
最も憧れる年齢の重ね方について尋ねると、「年齢を重ねても女性らしい品格があり、輝いている生き方」がどの世代においても1位となっている。一方で、今の自分に近く、将来なりそうだと思う年齢の重ね方については、「無理をせず、ありのままの流れを受け入れるマイペースな生き方」と答えた人が最も多く見られた。
また、最もなりたくない年齢の重ね方は、「年齢に抗(あらが)うように若々しさを求める生き方」が4割以上と最も多い結果となった。
大人の女性の肌に「艶(つや)」は必要だと思うかどうか尋ねたところ、39.9%が「とても必要」、49.5%が「どちらかといえば必要」と回答した。また、艶(つや)のある肌は、単に若く見えるだけでなく「いきいきとしている」(74.0%)、「毎日が充実していそう」(53.4%)、「元気がある」(50.0%)、「幸せそう」(46.2%)といった印象を与えることが分かった。
さらに、艶(つや)のある肌は、艶(つや)のない肌に比べて平均で4歳若く見えるという結果となった。最も多かった回答は「5歳若く見える」で、約4割の人が回答している。中には「15歳若く見える」と回答した人も見られた。