『PSYCHO-PASS サイコパス 2』にシリーズ構成として参加する冲方丁氏

2014年10月よりフジテレビの深夜アニメ枠"ノイタミナ"にて放送される『PSYCHO-PASS サイコパス 2』に、シリーズ構成として作家・冲方丁氏の参加が決定した。

冲方氏は、日本SF大賞を受賞した傑作『マルドゥック・スクランブル』や、実写映画化もされ話題となった時代小説『天地明察』のほか、アニメ『蒼穹のファフナー』や、原作小説とともにシリーズ構成・脚本を手がけるアニメ『シュバリエ』、最近ではアニメ『攻殻機動隊ARISE』シリーズへの参加も記憶に新しい。『PSYCHO-PASS サイコパス 2』は、シナリオ監修を虚淵玄氏(ニトロプラス)が担当しており、ハードな世界観を描く虚淵氏とのコラボレーションとなる。

また、7月10日から放送がスタートする『PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版』に先きがけ、動画サービス「ニコニコ生放送」にて放送の「『PSYCHO-PASS サイコパス』プロジェクトリスタート記念黒幕スタッフ生討論会」にも冲方氏が参加。第1期の本広克行総監督、塩谷直義監督、虚淵玄氏(ニトロプラス)、山本幸治チーフプロデューサーとの初共演を果たし、作品への想いを語っていくという。

『PSYCHO-PASS サイコパス』メインビジュアル

2012年10月から2013年3月まで、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された『PSYCHO-PASS サイコパス』は、『踊る大捜査線』シリーズなどで知られる本広総監督が初めてアニメを手がけた作品。ストーリー原案と脚本に『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズの虚淵氏(ニトロプラス)、キャラクター原案を人気マンガ家の天野明氏、アニメーション制作は Production I.G、音楽は菅野祐悟氏と豪華スタッフが集結している。魅力的なキャラクターに加え、人の心理状態を数値化して判断する近未来の情報化社会という舞台設定から人気を博した。

"ノイタミナ"では、7月10日より第1期シリーズ(全22話)に新規カットを追加し、1時間番組(全11話)に再編集した『PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版』、10月より待望の続編となる新作『PSYCHO-PASS サイコパス 2』を放送。そして、今冬には完全新作映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の全国公開が予定されている。

(C)サイコパス製作委員会