無印良品の家では、6月2日から「家つくり応援フェア」を開催している。期間中に契約した人には、世界の有名建築家やデザイナーが手がける"犬のための建築"を施工してプレゼントする。
新しいタイプの犬小屋や犬のための階段など
「犬のための建築」は、世界で活躍する建築家・デザイナーが参加する犬と人間の幸福のための真摯な建築プロジェクト。はじまりの企画として、現在、公式サイトで13種類の建築を発表しているが、今回のキャンペーンの対象となる建築物は3種。そのうち1種類を契約者にもれなくプレゼントする。
「MVRDV×ビーグル」は、ビーグルが入ることを想定しして作った新しい"犬の家"。犬が中に入ってみようと興味をかきたてる曲線形のデザインで、家に犬が出入りするたびに、やさしく揺れる。底面は丸みを帯びているため、地面との摩擦も生じにくい。家の断面がくさび形なので持ち運びも容易にできる。
「アトリエ・ワン×ダックスフンド」は、足が短い犬種であるダックスフンドが、飼い主と同じ目線で触れ合えることを目指した建築。スロープを折りたたんだようなデザインになっており、犬がスロープを登ると飼い主の目線と同じ高さまで上がることができる。つなげればどこまでも伸びるデザインで、吹き抜けに積み上げれば、上の階に犬を誘導するスロープとなる。
「原 研哉×ティーカッププードル」は、人間の大きさとティーカッププードルのスケールの尺度を調整する装置。階段やドアなどは、人間の身体のサイズに合わせて作られているが、人間より身体が小さい犬には大きすぎる。同建築は、人間の尺度を受けいれて日々過ごしている犬のために作った、犬サイズの階段。犬と人間が自然に視線を合わせるための装置でもある。
対象となるのは、フェア期間中に無印良品の家を建築申込みの上で契約した人。キャンペーン詳細は、「無印良品家づくり応援フェアー」特設サイトまで。