岩手県商工会連合会は、6月24日~7月14日まで、神奈川県横浜市で岩手県のアンテナショップ事業『「灯す。」マーケットいわて』を開催する。また、東京都・浅草では8月1日から約6カ月にわたり、常設店も展開する。
同連合会はこれまで、東日本大震災により縮小した販路の回復についての課題を打開すべく、商工会地区の中小企業支援策として首都圏など大規模消費地での短期出店を展開してきた。今回は、横浜(MARK IS みなとみらい 1階 グランドガレリア 特設会場)での短期開催に加え、初となる浅草(浅草 EKIMISE 7階 特設店舗)で、常設店舗を開設する。
6月24日には11時30分より、横浜 MARK IS みなとみらい店のオープン初日としてオープニングセレモニーを開催。テープカットのほか、伝統芸能披露や岩手県産品進呈(先着500人)などを企画している。
6月24日~7月14日の短期開催となる「横浜会場」では、南部せんべいや菓子類、沿岸地域の復興関連商品など、食料品を中心とした約500品目を出品する。営業時間は10時~19時。なお、横浜では10月と2015年1月にも開催を予定している。
8月1日~2015年2月8日の期間は、浅草で常設店舗がオープン。南部鉄器や木工家具などの伝統工芸品を中心とした岩手の「ものづくり」を伝える商品構成とし、実際の職人による実演販売を実施する。営業時間は10時~20時。
両会場では、合計175事業者、約670品目の出品を目標とするほか、東日本大震災からの岩手県の復興をテーマとした展示や岩手県の観光資源の情報提供も行う。