人気アニメ『機動戦士ガンダム』の生みの親である富野由悠季監督のアニメーション最新作『ガンダム Gのレコンギスタ』が、2014年10月よりMBSほかアニメイズム枠でTVアニメとして放送がスタートし、さらに8月23日より第1話から第3話をまとめた『ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版』のイベント上映が決定した。
放送局などの詳細情報が待たれていた本作は、2014年8月23日~9月5日の2週間限定で『ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版』のイベント上映(全国13館)、9月8日~30日に『特別先行版』を「dアニメストア」にて独占配信、そして10月よりMBSほかアニメイズム枠にて放送、と3段階のメディアミックスで展開。イベント上映の配給は、東宝映像事業部が担当し、TOHOシネマズ日本橋、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国13館で公開される。
主要キャストも明らかとなり、主人公のベルリ・ゼナムは、新進気鋭22歳の声優・石井マークを起用。アイーダ・レイハントン役は『機動戦士ガンダムAGE』でミレース・アロイ役、フリット・アスノ役(幼少時代)を演じた嶋村侑が演じる。ノレド・ナグ役は『機動戦士ガンダムAGE』でフラム・ナラを演じた寿美菜子、ルイン・リー役は『ガンダムビルドファイターズ』でユウキ・タツヤを演じた佐藤拓也、マニィ・アンバサダ役は『機動戦士ガンダム00』でフェルト・グレイスを演じた高垣彩陽と、『ガンダム』シリーズの経験者も名を連ねている。そのほか、クリム・ニック役を逢坂良太、ラライヤ・マンディ役を福井裕佳梨が担当する。
舞台は、これまで富野総監督が描いてきた宇宙世紀(ユニバーサル・センチュリー)の後の時代である「リギルド・センチュリー」。富野総監督の好む"ボーイミーツロボット"の展開をさらに進めた"ボーイミーツガール&ロボット"となる本作は、主人公・ベルリが海賊部隊の少女アイーダと謎の少女ラライヤ、そして「G-セルフ」と出会うことで彼の運命が動き始めていく。主人公の愛機となる「G-セルフ」は、未知のテクノロジーで作られたガンダムであり、選ばれた者しか起動させることのできないモビルスーツ。軍の作った最新兵器としてではなく、謎めいたその設定は、リアルロボットならぬスーパーロボットの香りさえ漂わせているという。
また、地上からそびえ立つ地球と宇宙を繋ぐ軌道エレベータ「キャピタル・タワー」は、地球上のエネルギー源であるフォトン・バッテリーを宇宙よりもたらすがゆえに、神聖視された場所であることが判明。「キャピタル・タワー」を守る「キャピタル・ガード」の候補生であるベルリは、初めての実習の最中、謎のモビルスーツ・G-セルフの襲撃を受け、作業用モビルスーツのレクテンで交戦したベルリはG-セルフの捕獲に成功し、物語が動き始めることになる。今回の情報公開とともに、新たな場面カット、ポスタービジュアルも公開されている。なお、"G"にはガンダム以外の意味も込められており、物語の進行と共に明らかとなっていくという。ストーリーの概要は以下のとおり。
■ストーリー
宇宙移民と宇宙戦争の歴史となった宇宙世紀が終焉し、しばらくの刻が流れた。新たな時代、リギルド・センチュリー(R.C.)を迎えた人類の営みと繁栄は、平和と共にこのまま続いて行くものだと思われていた。
R.C.1014年。地上からそびえ立つ地球と宇宙を繋ぐ軌道エレベータ、"キャピタル・タワー"。地球上のエネルギー源であるフォトン・バッテリーを宇宙よりもたらすが故に神聖視された場所。そこを守護するキャピタル・ガード候補生のベルリは、初めての実習の最中、謎のモビルスーツ・G-セルフの襲撃を受ける。作業用モビルスーツのレクテンで交戦したベルリはG-セルフの捕獲に成功する。だが、G-セルフと操縦者アイーダ・レイハントンを名乗る宇宙海賊の少女に何かを感じるベルリ。そして、特定条件を満たさなければ起動しないG-セルフがベルリに反応を示す。
宇宙海賊とアイーダの目的、G-セルフに選ばれたベルリが辿る運命、その果てに待ち受けるリギルド・センチュリー全体を揺るがす真相とは――。全てはレコンギスタの始まりに過ぎなかったのだ。
『ガンダム G のレコンギスタ 特別先行版』
上映期間:2014年8月23日(土)~9月5日(金)※2週間限定
内容:TVシリーズ第1話から第3話をまとめた特別先行版のイベント上映
上映館:全国13館
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