TBS系スポーツバラエティー番組『SASUKE』の第30回大会『SASUKE2014』(7月3日19:00~22:48/関東地区は18:57~22:48)の放送を記念した「SASUKE体験イベント」が21日、東京・アーバンドック ららぽーと豊洲で初日を迎え、”ミスターSASUKE"こと山田勝己をはじめとする選手たちが参加した。
6月21日・22日の2日間開催される同イベントは、一般の人たちが本物の『SASUKE』のセットを体験できる初めての企画。会場には、「そり立つ壁」、「クリフハンガー」、「パイプスライダー」の3つの名物セットが設置され、多くのSASUKEファンがクリア目指して挑戦した。イベントには、山田勝己をはじめ、第27回大会ファイナリストの又地諒、2度の完全制覇を成し遂げている漆原裕治ら選手も参加。デモンストレーションや、子供たちのサポートを行った。
10歳のころから『SASUKE』を目指し始めたという又地は「僕と同じようにSASUKEを楽しんで、夢を持って生きていく子供が1人でも増えたらうれしい」と期待。日置将士は「一般人がテレビで活躍できるのはなかなかない世界」と言い、「僕たちが頑張って40回、50回と続けていけたら」と誓った。そして、第24回大会ファイナリストの高橋賢次は「SASUKEの選手になりたいという人がもっと増えるように普及していきたい。そして、子供たちに夢を与えていきたい」と熱く語った。
第30回大会には、選手ではなく指導者という立場で参加した山田も「『大きくなったらSASUKEに出る』って言う子がおるんで、50回まで続いてほしい」と願い、イベントに一緒に参加した選手たちを見て「予選すらクリアできないころから見ている子ばかり。その子らがここまで成長したんだなぁ」と親心を見せた。
そして、後輩選手らが山田に対する思いを告白。それぞれ「レジェンド」(菅野)、「SASUKEの象徴」(川口)、「SASUKE界の長嶋茂雄」(日置)、「人生で一番影響を与えてくれた人」(又地)などと伝えた。さらに漆原が「まだまだ山田さんが活躍している姿を見たい! ムチ打って頑張ってください!」と気持ちをぶつけると、山田は「みんなの期待に添えるように結果を出します」と復活を誓った。
7月3日放送の30回記念大会『SASUKE2014』には、体験イベントに参加したSASUKEを代表する選手(山田は除く)のほか、2度目の挑戦となるゴールボンバーの樽美酒研二、お笑いタレントのワッキー、なかやまきんに君、元仮面ライダーの俳優・永瀬匡、元WBC世界フライ級王者の内藤大助、フジテレビ系『テラスハウス』出演中の"てっちゃん"こと菅谷哲也らが挑戦する。今大会では、3大会ぶりにファイナルステージ進出者が出現。果たして完全制覇者は現れるのか。