立つまたは膝立ちで立つ

整体師の大山奏です。先日に施術をした方の肩こりの原因が、ゴルフのやり過ぎと聞きました。それを聞き、肩を動かしすぎても動かさなくても、肩こりになるのだとあらためて実感しました。やはり大切なのは無理をせず、適度に動かすことなんですね。そこで今回は、場所も時間も足りない人にピッタリな肩甲骨のストレッチを紹介します。

肩甲骨ストレッチ

Step1: 立つ、または膝立ちをします

Step2: 両手を前に真っすぐ伸ばす

Step3: 両肘を水平に保ったまま後ろに引きます

Step4: 肘から下を上に向けます

肘を上に向けたまま10~15秒静止しましょう。動きとしては非常にシンプルですが、効果は抜群です。両手を真っすぐに伸ばすときには床と水平になるようにします。そのまま基本的に肘の高さは動かさないようにするのがポイントです。

肩甲骨周りの硬さによって、腕の引き具合は異なります。痛みがないのであれば、少し強めに引くぐらいでチャレンジしてみてください。

両手を前に伸ばす

両肘を後ろに引く

肘の位置を変えないまま手を上に向ける

お風呂タイムをストレッチタイムに!

みなさん、毎日のお風呂では湯船にきちんとつかっていますか? シャワーだけと言う人は15分でいいので、湯船につかる習慣をつけましょう。暑い時期でも身体の芯が冷えているということはよくあります。特に冷房などを使っているとなおさらです。お風呂で肩が温まってからこのストレッチをすると、より効果が実感できますよ。

肩を使ったらすぐにケアを

肩や腕などをよく使ったと思う日には、必ずこのストレッチを取り入れてみてください。パソコン作業ばかりで全く動かさないのも肩周りのこりにつながりますが、筋肉を使ったまま放置しておいてもこりは増えていくばかりです。

運動はとてもいいことですが、それによって別の場所に弊害がでないように注意することも重要ですよ。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。