日本能率協会は20日、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて、トイレ設備・機器や周辺備品・衛生用品を集めた専門展示会「第1回 トイレ産業展」を開催すると発表した。期間は2014年11月12日~14日(各日10:00~17:00)。
日本のトイレは、世界の中でも高機能であると言われているが、高齢化・バリアフリー対応、公衆トイレの衛生・維持管理、災害時における臨時設置、病院や介護現場での排泄の処理など、課題も多い。一方、オフィスや商業施設では、高機能性に加えデザインやインテリアにこだわることで、リラックス空間として整備されたトイレが登場。また、節水や排泄物処理など環境負荷を減らす技術も進歩しているという。
同協会は、今後のトイレには「あらゆる使用者にとっての使いやすさ」と「施設側の衛生・維持管理のしやすさ」の2つの機能を高めることが求められていると分析。今回初開催する展示会では、病院・福祉施設、宿泊施設、オフィス・商業施設、公共施設や、施工をする工務店・ハウスメーカー、ホームセンターなどに向けて、高齢化対応、環境配慮などトイレにまつわる課題を解決するための各種トイレ設備や、周辺備品・衛生用品の出展を募集する。
出展料金は、協会会員が1小間41万400円から(小間出展料および情報掲載料)、会員外が46万4,400円から(同)。申込み締切は7月31日。なお、6月24日に公式Webサイトを開設する予定。