ザ・ソサイエティ・オブ・ロイズは20日、英国民間調査機関の経済ビジネスリサーチセンターと共同で、FIFAワールドカップ ブラジル大会で戦っている各チームを、選手の総保険価額を基にランク付けした調査を発表した。同調査では、保険価額の一番高いドイツチームが優勝すると予測している。
全32チームの保険価額の総計は105億ドル。最も高いのはドイツの10億8,400万ドルで、以下、スペインの9億9,720万ドル、イングランドの9億2,960万ドル、ブラジルの7億5,760万ドルと続いた。日本の保険価額は1億5,680万ドルで20位だった。
グループG(ドイツ、ポルトガル、ガーナ、米国)の総保険価額は20億1,000万ドルとなり、最も激戦になると予想。一方、日本が属するグループC(コートジボワール、日本、コロンビア、ギリシャ)の総保険価額は5億7,020万ドルで、予選突破がしやすいと見ている。
ロイズ・ブラジルのマック・カストロ氏は「ドイツ、スペイン、イングランドの上位3カ国を合わせると30億ドル以上の価値があります。これは下位20チームの合計よりも高額です。予測した保険価額は、予選突破が困難なグループを明らかにしており、全く公平なグループ分けではありません」と話している。