メディケア生命保険はこのほど、20~59歳の男女を対象に実施した「消費税増税後の節約術・貯蓄術に関する調査」の結果を明らかにした。調査機関は5月9日~15日で、有効サンプル数は1,000件。
まず、現在、行っている家計の節約について聞いたところ、「買い物のしかたを工夫する」(55.2%)が最も多かった。次いで、「銀行ATMは手数料のかからない時間・場所で利用する」(51.8%)、「水道・電気・ガスのムダ使いを減らす」(46.4%)となった。年代別にみると、20代は「通話アプリ(LINE、Skypeなど)を利用する」の割合が他の世代に比べて高かった。
増税後に新たに始めた家計の節約について聞くと、最も多い回答は「買い物のしかたを工夫する」(36.8%)だった。しかし「外食を控える」(24.7%)と答えた人も多く、増税後の出費削減として4人に1人が"外食離れ"の傾向があることが明らかとなった。
現在の貯蓄額について聞いたところ、最も多かった金額帯は「50万円未満」(18.0%)だった。以下「50万円~100万円未満」(7.6%)、「100万円~200万円未満」(7.2%)と続く。
節約や貯蓄の障害となっているものは何か尋ねたところ、「出掛けたついでにする外食」(36.1%)が最も多い回答となった。性年代別にみると、30代男性は「仕事での飲み会」が3割強を占めた。20代女性では「自分へのご褒美出費」が3割半と、他の性年代より高くなっている。
節約上手だと思う有名人を聞いたところ、1位は、便利グッズのプロデュースでも活躍する「松居一代」さん(111件)となった。2位は「春日俊彰(オードリー・春日)」さん(55件)、3位は「北斗晶」さんと「松本明子」さん(ともに44件)となった。男女別に見ると、男性は春日さん、女性は北斗晶さんを支持する人が多いようだ。