サミット・グローバル・ジャパンは19日、アクションウェアラブルカメラ「iON(アイオン)」の新製品「iON Air Pro3 WiFi」を発表した。標準付属のアクセサリでWi-Fiに接続し、スマートフォンやタブレットから撮影した動画をその場で視聴できる。発売は28日で、市場想定価格は税別32,250円。
iON Air Pro3 WiFiは、フルHD(最高60fps)で動画撮影できるアクションウェアラブルカメラ。1,200万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射型)を採用しており、F値は2.8となっている。写真の撮影にも対応し、1枚ずつ撮影する「シングルショット」、最高10枚まで連写する「フォトバーストショット」、一定の間隔をあけて撮影する「インターバルモード(タイムラプス)」の3モードを搭載している。
標準付属のアクセサリ「WiFi PODZ」によってスマホやタブレットと通信し、撮影した動画をその場で確認できるほか、スマホから録画を開始・停止したり、スマホをファインダー代わりに使用したりすることも可能だ。スマホ用に低解像度ファイルを同時生成する「デュアルストリーム機能」を搭載している。
防水性能は防水15m(IPX8)相当で、マイクも防水仕様となっている。防水ケースなどがなくても撮影を行えるので、音声もクリアに収録できるという。
サイズはW40×D110×H40mmで、重量は142g。動画フォーマットはH.264/AVC、MOVで、音声フォーマットはPCMだ。インタフェースはUSB2.0、Mini HDMI、3.5mm外部マイク。ストレージは別売のMicro SD、Micro SDHCカード(最大64GB)。バッテリはリチウムポリマー製で、バッテリ容量は1,200mAhとなっている。
同社は今回、「iON Speed Pro」も発表した。iON Speed Proは、最大180度の超広角で撮影できるカメラだ。車やバイクなどに取り付けるマウントが付属する。発売は28日で、市場想定価格は税別24,800円。