東京キャンピングカーショー2014実行委員会は、7月5~6日の2日間、東京ビッグサイトで国内最大級の規模の「東京キャンピングカーショー2014」を開催すると発表した。約150台のキャンピングカーが一堂に展示される。
すでに恒例となっているこのショーの今年のキーワードは、「アップサイジング」となっている。「低燃費」「小型化」など、ダウンサイジングが目立つ自動車業界だが、キャンピングカーでは、「より広く、より大きく、よりゴージャスに」といった傾向がみられる。それを反映して、今年の東京キャンピングカーショーは輸入車やキャブコン、フルコン、バスコンといった大型車の出展が目立っている。
こうした「アップサイジング」は、回復基調の景気を反映している部分もあるが、車中泊や軽キャンパーブームが定着し、キャンピングカーの買替えも増加したことが大きな要因に。「キャンピングカー経験者」は買替えに際し、グレードアップした本格的なキャンピングカーを選択する傾向があるという。
注目の出展車としては、大型キャンピングカーの代名詞「トレーラー部門」から、今年で日本上陸20周年を迎えるトレーラーの20周年記念仕様車が登場。ハイエース、キャラバンといったバンをベース車両としたバンコンバージョン型キャンピングカー(通称「バンコン」)も数多く登場。救急車に使われるスーパーハイルーフのハイエースをベースとしたモデルなど、日本オリジナルのキャンピングカーはユーザーに人気を博している。
「東京キャンピングカーショー2014」は東京ビッグサイトで7月5~6日10~17時の開催。入場料は前売券が 一般(高校生以上)500円、小人(小・中学生)200円。当日が一般800円、小人300円となっている。