エイチームのグループ会社である引越し侍はこのほど、同社が運営する引っ越し比較・予約サイト「引越し侍」にて、結婚をきっかけに引っ越しをする人へ向けた「いまどき夫婦の寝室を徹底調査! 結婚○年目を境に、夫婦は別々で寝始める?!」を公開した。
同調査は5月、女性向けサイト「ラルーン~女性の悩みケア~」会員を対象に実施。サンプル数は6,332件だった。
約9割の夫婦が同じ寝室で寝ている
はじめに、「夫と同じ寝室で寝ているかどうか」を尋ねたところ、「はい」と答えた人は全体で87%となり、約9割の夫婦が同じ寝室で寝ていることがわかる。それに対し、別々の寝室で寝ていると答えた人は、13%と1割程度になった。
結婚年数別に見ると、結婚5年目までは、同じ寝室で寝る割合が少しずつ減っていくのに対し、5年を超えた段階では、一気に10ポイント近く下がっている。そして、10年を超えると、そこから更に15ポイント下がっていることから、6年目と11年目が、夫婦が別の寝室で寝るタイミングであることがうかがえた。
「夫婦別々の寝室で寝ている理由」としては、「旦那のイビキが気になるというのと、隣に人がいると眠れないので、初めから1人で寝ることしか頭になかった」(結婚3年目)、「お互い1人で寝たい派なので結婚初日から寝室は別々です」(結婚6~10年目)、「主人は夜勤があるので、自然と違う部屋で寝るようになってしまいました」(21年目以上)などの声が寄せられた。
結婚1年目の夫婦は8割近くが同じベッドで寝ている
続いて、「同じベッド(布団)で寝ている人」について聞いたところ、結婚1年目の夫婦は79%と、8割近くが同じベッドで寝ていることがわかる。2年目から徐々に子供の割合が増え、4~5年目になると、夫と子供と寝ている、又は子供のみと寝ている人の割合を合わせると55%と、半数以上を占める結果となった。
11~20年目になると、夫と同じ寝室でもベッドを別々にして1人で寝る人、別の寝室で寝る人の割合が大きく増えている。結婚年数がたつにつれ、夫婦は寝室やベッドを分けて1人で寝るようになる傾向がうかがえる。
夫と2人で寝ている人は、「ダブル」ベッドが最多に
最後に、「普段寝ているベッドのサイズ」を聞いた。夫と2人で寝ている人たちでもっとも多かったのは、40%の「ダブル」だった。ダブル以上のサイズを合わせると52%と、約半数を占めており、夫婦2人用のベッドは、比較的大きなサイズが選ばれていると言える結果となった。
夫婦別々の寝室で、1人で寝ている人たちは、「シングル」が30%を占めた。1人でキングサイズを使用している人はいなかったが、クイーンとの回答は4%あった。理由は、「もともと夫と寝ていたものだった」というものがほとんどだったが、中には「広々使うため」と答えた人も若干名いた。