三菱ふそうトラック・バスは17日、トルコにおいて小型トラック「キャンター」のプラットフォームをベースに開発したGVW(車両総重量)8.55tの中型トラックを投入すると発表した。

トルコに投入する中型トラック「キャンターGVW 8.55t」仕様車

新開発の「キャンターGVW 8.55t」は、クラス最大級という6トン以上の最大積載量を持ち、コンパクトで大きな積載量と高い操作性をコンセプトに開発したという、小型トラック「キャンター」のプラットフォームをベースとした中型トラック。

「大型トラックは必要ないができるだけ大きな積載量が必要」との需要に応えるモデルとして既に20カ国で導入されており、さらに他の20カ国からも導入の要望を受けているとのこと。トルコ市場では、同社のビジネスパートナーであるTEMSAが組立と販売を行い、トルコにおける商品ラインアップの充実と拡販のキーとなる新型車とされている。