6月28日公開の映画『トライセンデンス』の完成披露試写会イベントが17日、都内で行われ、俳優の坂上忍、お笑いタレントのバービー、翻訳家の戸田奈津子が出席した。
クリストファー・ノーラン製作総指揮の下、主演のジョニー・デップほか、豪華キャストで贈るSF大作『トランセンデンス』。現実に40年以内に起こると言われている<コンピュータが人類の知性を超える現象=トランセンデンス>を描いた本作で、物語の鍵を握るスーパーコンピュータ"PINN"の日本語吹き替えを、坂上忍が担当している。
坂上は「別に俺じゃなくても良かったんじゃないんですかね~。アフレコではちょいちょいダメ出しされたんですけど、どうせ加工するんだからダメ出ししなくてもイイじゃんと思いましたよ」と相変わらずの毒舌ぶりでアフレコを振り返るも、映画については「すごく楽しかったです。ジョニーやモーガン・フリーマンらキャストが素晴らしいんです。本当に緻密で繊細で、この映画を見て人間の怖さや儚さ、愛しさを感じ、結構考えさせられました」と絶賛。また、人を超越するコンピューターという物語にかけて、「美人を超越した美人を連れてきましたよ」と紹介して登場したバービーに「近くで見ると本当すごいよね! 超越しているよ」と驚愕の様子。一方、「ジョニー・デップと坂上忍さん、どっちがいい?」と投げ掛けられたバービーは「デップかな。ごめんなさいね」と答えて観客を笑わせた。
坂上といえば、菊川怜似の一般女声と交際中だが、現在バラエティー番組に引っ張りダコで多忙なのか「進展よりも後退の方があるんじゃないんですかね。全然会えてないので…。ちょこちょこ連絡は取っていますが。破局はないです。その時は言いますよ」と停滞気味であることを告白。また、日本時間20日のギリシャ戦に臨むザックジャパンに対して「頭から攻めて大差で勝っていただくことを願うだけです。ベスト16にしか行ったことがないので、一致団結してベスト8を目指して欲しいですね」とエールを送っていた。映画『トライセンデンス』は、6月28日全国超拡大ロードショー(6月27日先行上映決定)。