元AKB48のメンバーでタレントの篠田麻里子が17日、都内で行われた映画『her/世界でひとつの彼女』公開記念直前イベントに登場した。

映画『her/世界でひとつの彼女』公開記念直前イベントに登場した篠田麻里子

本作は、スパイク・ジョーンズ監督の4年ぶりの長編最新作で、第86回アカデミー賞 オリジナル脚本賞受賞作品。近未来のロサンゼルスを舞台に、人間(セオドア)とユーモラスでセクシーな人工知能(サマンサ)との異色の恋を丁寧に描いている。映画は6月28日より新宿ピカデリーほかで公開。

篠田は黒色のワンピース姿で登場。作品を観た感想について「OSと人間の恋って、すごく切なくて。OSは生身の人間ではないので、恋愛しても満たされない部分が多くて、寂しいとか切ないとか色々な感情がありましたね。でも、OSとの恋愛って近い未来にあるんじゃないかなと思ったし、満たされるものもあるのでOSとの恋もありだなって思いました」と宣言。

「OSと恋愛するならどんなOSがいい?」と聞かれると、「自分の一番の理解者であって、寝るまでずっと一緒に喋ってくれるOSがいいですね。男性ってあまり最後まで喋ってくれないじゃないですか、私は今日あった一日の出来事を永遠に話していたいので、それも楽しいと思ってくれるOSがいいです」との理想像を語った。「人工知能とデートするとしたら、どこに行きたい?」との質問には、「多分、人工知能なので、何もない砂漠に行っても道案内とかしてくれると思うんですよ。逆に普通に映画館とかに行くと電源を切らないといけないので、私が独りになっちゃいますよね」とリアルに想像を巡らせ、会場の笑いを誘った。

また、今月7日に行われたAKB48選抜総選挙の結果について聞かれると、「王道のアイドルグループになったねってメンバーのみんなと言っていました。まゆゆは今までずっと後輩っていうイメージだったんですけれど、一気に先輩に見えたというか、心強い存在になった気がします」と感想を。1位になった渡辺には連絡をしたといい、「その日もメールしましたし、次の日にも会いました。その日は(総選挙は)テレビで見ていたんですけれど、まゆゆがキラキラ輝いていて、テレビを通して魅力がすごく出ていたので、『今一番輝いているよ』って伝えたら、本人も喜んでいて、『頑張ります』って言ってくれました」とエピソードを明かしていた。