JR東日本は7月19日、新幹線初のリゾート列車「とれいゆ つばさ」の運転を開始する。

「とれいゆ つばさ」の外観イメージ(左)とお座敷指定席イメージ(右)

同列車はJRグループの観光キャンペーン「山形デスティネーションキャンペーン」(6月14日~9月13日)に合わせて投入されるリゾート新幹線。E3系を改造した6両編成(11~16号車)で、7月19日から9月28日まで土休日を中心に福島~新庄間を1日1往復運転する。エクステリアは、月山にちなんだ「月山グリーン」をテーマカラーとし、最上川にちなんだブルーを先頭に配した。側面の特徴的な円弧のラインは、沿線の山々を表現しているという。

車内は11号車が普通車指定席、12~14号車は畳座席のお座敷指定席。15号車は畳のお座敷や本桜のテーブル、バーカウンターなどを備えた湯上りラウンジ、16号車は紅花色の湯船2槽を備えた足湯となる。車内では、「とれいゆ つばさ」オリジナル衣裳のアテンダントが、バーカウンターやワゴンで地酒や山形県産ワイン、スイーツなどを販売するとのこと。

きっぷは6月25日14時から、全国のJRのおもな駅、JRの旅行センター、おもな旅行会社にて発売。同列車への乗車を組み込んだびゅう旅行商品も、25日からJR東日本のびゅうプラザとおもな旅行会社にて発売となる。びゅう旅行商品を利用の場合のみ、16号車の足湯を使用するのに必要な「足湯利用券」が事前に購入できるとのこと。当日の状況により、車内でも利用券の販売が行われるという。