日産自動車は17日、バーチャルスポーツカー「日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ」を公開した。来月の『グランツーリスモ6』(「プレイステーション3」専用ソフト)の無料アップデートを通じて配信予定だ。
「グランツーリスモ」シリーズ15周年記念となるこのバーチャルスポーツカーは、同シリーズを開発したソフトウェア会社、ポリフォニー・デジタルと協力し、『グランツーリスモ6』の「ビジョン グランツーリスモ」プロジェクトにおいて制作された。
開発にあたり、英国・ロンドンの日産デザインヨーロッパの若手デザイナーたちが、自由に夢のスポーツカーをデザインするというスタイルでスタート。その後、デザインを受け取った日産テクニカルセンターのエンジニアたちからの技術的なフィードバックを織り込み、デザインとテクノロジーのコラボレーションを重ねて開発が進められたという。
これにより、「日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ」は、未来のスポーツカーデザインに新たな可能性を提案する1台に仕上がった。「来月には、世界中の自動車ファンが、同車のパフォーマンスを『グランツーリスモ6』上で体感できることになるでしょう」(日産自動車)と発表している。