富士通は17日、同社の企業向けノートPC「FUJITSU PC LIFEBOOK」の「LIFEBOOK E」シリーズ2機種を、ワールドワイドで販売開始すると発表した。提供時期は6月下旬。受注生産品となり、希望小売価格は「LIFEBOOK E554/J」が209,400円から、「LIFEBOOK E544/J」が244,100円から(いずれも税別)。
15.6型の「LIFEBOOK E554/J」と14.0型の「LIFEBOOK E544/J」は、共通デザインの企業向けグローバルノートPC「LIFEBOOK E」シリーズの中で、基本機能を網羅した普及モデル。メインボードやポートリプリケータ、バッテリ、ACアダプタなどの内蔵コンポーネント・アクセサリ類を共有できる共通デザインを採用した。これによりコスト削減や運用マニュアルの共通化が行え、管理コストを増やさずに柔軟な機種選択が可能となる。
共通の標準構成は、OSがWindows 8.1 Pro 64bit、プロセッサがIntel Core i5-4310M(2.7GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、メモリが2GB、ストレージが320GB SATA HDDなど。光学ドライブやWebカメラは非搭載。通信機能は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×1。
液晶は先述の通り「LIFEBOOK E554/J」が15.6型、「LIFEBOOK E544/J」が14.0型で、解像度はいずれも1,366×768ドット。なお、メモリや光学ドライブの有無、ワイヤレスLANや指紋センサーの搭載、セキュリティ機能の対応などはカスタマイズで追加できる。