米Googleは、APX Labs、Augmedix、CrowdOptic、GuidiGo、Wearable Intelligenceなど5社を「Glass at Work」の第一弾パートナーに認定した。Glass at Workは、メガネ型ウエアラブル端末「Google Glass」の企業向けアプリや企業向けソリューションの開発を促進するプログラムだ。
APX Labs (ワシントンDS)は、ハンズフリーで企業データにリアルタイムアクセスしなければならない仕事環境向けにSkylightプラットフォームを開発している。
Augmedix (サンフランシスコ)は、医師のEHR(Electronic Health Record)利用をサポートするウエアラブルソリューションを開発している。例えば、体重や血圧といった患者の情報を言葉で入力できる。
CrowdOptic(サンフランシスコ)は、スポーツの試合やコンサートなど多くの人が集まるイベントにおいて、複数のGoogle Glassからのビデオフィードをモニターする技術を提供している。例えば、NBAのIndiana Pacersは、会場のスタッフ、チアリーダー、選手、招待客などにGlassを装着してもらい、その映像を会場のスクリーンに表示したり、TV放送に利用している。装着者の視線などを分析した情報は、広告やマーケティング活動にも役立てられる。
GuidiGo(ニューヨーク)は、Google Glassを通じて双方向的なガイドを提供するパブリッシングプラットフォームを手がけている。
Wearable Intelligence(サンフランシスコ)は、製造、ヘルスケア、エネルギーといった産業向けに、進行チェックやマルチメディアコミュニケーションなどプロダクティビティツールとなるGlasswareを開発している。