熊川牛浜町会ほたる祭実行委員会は21日、東京都・多摩地域に位置する福生(ふっさ)市にて「第49回 福生ほたる祭」を開催する。

福生生まれ、福生育ちのゲンジボタル

都内では数少ないほたる観賞スポットでのお祭り

同イベントは、初夏の訪れを告げる、恒例の祭り。昭和38年にほたるが異常発生したことをきっかけに、地元の町内会が町おこしの一環として昭和41年に第1回を開催。今年で49回目を迎える。

その後都市化の進行とともに年々ほたるの数が減り、自然保護の立場からほたるの棲息を保護する施設として「ほたる公園」が設置された。多摩川や玉川上水が市内を流れ、緑豊かな自然が残る福生市は、東京都内でもほたるが棲息するエリアとして都内では数少ないほたる観賞スポットとなっている。

同イベントには毎年多くの人々が訪れ、昨年は3万5千人の人々でにぎわった。当日は模擬店の出店のほか、さまざまな催し物が行われるという。

開催日時は、6月21日 13時~21時。小雨決行、雨天の場合は翌日に順延。会場は、ほたる公園および玉川上水青梅橋付近(東京都福生市南田園3-9-1)。