ソフトブレーン・フィールドは、30~40代の主婦を中心とする既婚女性1,156名を対象に、「夫のスキンケアについてのアンケート」のインターネットリサーチを実施した。調査対象者の平均年齢は44歳で、調査期間は2014年5月19~26日。

夫のスキンケア意識

夫のスキンケア意識については、全体では7.5%が「かなり気にしている」、44.4%が「気にしている」と回答しており、妻目線では夫の2人に1人がスキンケアを気にしていると見ていることがわかった。また、夫の年齢が上がるにつれ、「ほとんど気にしていない」の割合が増える傾向にあった。

妻が夫のことで気にしていることについてたずねたところ、妻目線で最も気になるのは「ミドル脂臭・加齢臭」(40.7%)だった。次いで「汗やワキ、足の臭い」(26.9%)、「薄毛」(20.8%)と続いた。「気にしていることはない」という回答も23.4%だった。

妻が気にしている夫のこと

夫の世代別でみると、「ミドル脂臭・加齢臭」は20代で22.7%、30代で34.2%、40代で42.7%、50代で41.5%、60代以上で53.7%に。「ミドル脂臭」は35~45歳にピークを迎えるといわれるが、20代の夫を持つ妻でも5人に1人が「男性特有の脂っぽい臭い」を気にしているということが明らかになった。

夫が自身の悩みをケアしているかたずねたところ、55.5%が「行っている」と回答した。しかし、妻が「夫のことで気にしていること」について夫がケアを行っているか確認したところ、「行っている」と回答したのは38.5%にとどまった。

この結果から、夫目線では気になることをケアしていると思っていても、妻目線では対策が足りていないと感じている可能性があるといえる。

夫はケアしているか

夫のスキンケアに対して妻が感じていることについては、「まめにシートで拭いたり、朝シャワーを浴びてほしい」「制汗剤を使ってほしい」「ほのかに香水などを使用すると清潔感を感じる」など、におい対策への意見が多数寄せられた。

一方で、「香りが強すぎるもの、つけ過ぎ、不潔臭に混ざるようなつけ方はやめてほしい」という意見もあり、「エチケットとして、清潔感を大事にしてほしい」というのが、妻の理想であるといえそうだ。