めちゃめちゃかわいいと評判のドーナツ「こねこのミケ」をはじめ、様々などうぶつドーナツを販売している店「イクミママのどうぶつドーナツ」が話題となっている。これらのどうぶつドーナツは、どのような発想や経緯で誕生し、どんな種類が販売されているのか、同店オーナーパティシエのイクミママ(中尾育美さん)に話を聞いてみた。
「イクミママのどうぶつドーナツ」は、2012年の開店から2周年を迎えたばかりのドーナツ専門店だ。東急東横線の元住吉駅から徒歩6分(神奈川県川崎市)の場所に店舗を構えるほか、猫カフェなどの提携店でも商品の一部を購入することができる。また、ネットショップも開店しており、全国どこからでも注文することが可能だ。
どうぶつドーナツ誕生の経緯とその反響は?
どうぶつドーナツは、イクミママ自身が飼っているネコの愛らしさを表現し、心を惹くようなドーナツにしたいという思いから誕生した。最初の商品は、「こねこのミケ」。味へのこだわりもあり、何社もの製粉会社の小麦粉を食べ比べて吟味したという。使用しているのは、北海道産の小麦粉と全粒粉、卵は和歌山県産の平飼いの有精卵など。イクミママがおいしいと思った材料のみを使用し、極力添加物は使わずに1つ1つ手作りしているオリジナル商品なのだ。
現在の商品ラインナップは、「こねこのトラ」「こねこのクロ」「こねこのシャム」「あめしょーくん」といった"こねこ"シリーズのほか、「白柴」「茶柴」「黒柴」の"柴犬"シリーズ、「イクミママぱんだ」「こぶたちゃん」「カエルくん」「うさちゃん」などなど、多彩などうぶつドーナツが販売されている。店頭では「かわいい!」「どこから食べたらいいの??」との反響が多いのだとか。また、子供たちへのお土産として人気が高いほか、猫や動物好きの人たちが大人買いするケースも多いという。さらに、ホワイトデーには多くの男性が店頭に並ぶなど、大人にも大好評なようだ。
なお、どうぶつドーナツは今までに70種類以上が誕生しているが、ドーナツになっていない動物たちはまだまだいるので、今後もいろいろと開発していく予定とのこと。イクミママから「皆さんを笑顔にしたいという気持ちはずっと持ち続けていますので、ドーナツ以外でも見て笑顔、食べて笑顔になっていただける商品も検討中です」とのコメントもあり、かわいらしいどうぶつドーナツをはじめ、どんな新商品が登場するのか楽しみだ。
どうぶつドーナツを愛でてみよう
かわいいと評判のどうぶつドーナツを、まずは見てみたいという人のために、その一部を紹介しよう。価格はネットショップでの販売価格で、すべて税込だ。ただし、日替わりで販売されている商品や、季節限定商品などもあるため、購入したい人はネットショップで販売状況を確認してほしい。