ファンケルヘルスサイエンスはこのほど、「ダイエットに対する取り組みや悩みなどについて」のアンケート調査結果を発表した。5月16日~5月18日に30代~50代の女性を対象としてインターネット上で実施。各世代100名、計300名から回答を得た。
回答者300名全員がダイエットを経験していた
調査の結果、30代・40代・50代いずれも、ダイエット経験者は100%だった。体型別でみても、痩せている/やや痩せている人の約18%、標準的な人の約30%近くが「現在もダイエット中」だった。
「ダイエットのきっかけ」については、1位が「ベスト体重より太ったから」、2位が「洋服を着こなしたいから」、3位が「夏に肌を露出する機会が増えるから」となった。中でも40代・50代では「ベスト体重から太ったから」という理由が顕著に高く、若い頃に比べて体型が変わってしまったことを気にしている様子がうかがえた。
今までダイエットにかけた平均金額約16万円に対し、効果は半分以下の約6万円
「今までダイエットにかけた総額」の平均は約16万円だったが、かけた金額に対し効果があったと感じている金額は約6万円と半分にも満たず、お金をかけている割には効果が得られない様子が見て取れたという。
ダイエット方法の上位3位は"楽々ダイエット"
「実践したことのあるダイエット方法」については、1位が「炭水化物制限ダイエット」、2位が「食べる順序ダイエット」、3位が「ダイエットサプリメント」と、いずれも運動などによるものではなく、手軽に取り入れられるものだった。
54%が「できるなら20代の体型に戻りたい」
「昔の体型に戻れるとしたら何歳に戻りたいですか?」との質問には、54%が「20代の体型に戻りたい」と答えた。しかし、20代の体型に戻りたい人全体の55%が特に運動はしておらず、20代のベストな体型に戻りたいと思いつつもなかなか努力できない現状がうかがえるという。
30代の頃よりも痩せにくくなったと感じる人は40代・50代の82%
「30代の頃よりも痩せにくくなった」と回答した人は82%。その理由としては「代謝が落ちたから」が1位で、多くの人が年齢とともに体質が変化しダイエットが難しくなっていることを実感していた。