NECは16日、サイバー攻撃対策の導入や運用を支援する「サイバーセキュリティ・ファクトリー」の本格稼働を開始した。

サイバーセキュリティ・ファクトリー

「サイバーセキュリティ・ファクトリー」は、同グループのセキュリティ専門企業サイバーディフェンス、インフォセックおよび、国内のセキュリティ専門会社であるFFRI、ラックなどと連携し、サービスの中核拠点としてキュリティ監視やサイバーインシデント発生時の詳細解析、セキュリティ技術の開発などを担当する。

主な機能は、24時間365日体制でのセキュリティ監視や、緊急時に初動対応を行う「サイバーインシデント駆けつけサービス」、セキュリティ人材の育成を行うサイバー演習サービスの提供、サイバー攻撃の証跡を集め最新の攻撃手法やマルウェアなどの動向を調査するサイバーインテリジェンス機能など。

同サービスは官公庁・企業向けに提供され、2017年度で260億円の売り上げを目指す。