ディーアンドエムホールディングスは6月16日、マランツブランドより、ネットワークAVレシーバー「NR1605」を発表した。発売は7月中旬で、希望小売価格は81,000円(税別)。
NR1605は、スリムなスタイルを採用した7.1chのAVレシーバー。フルディスクリート構成のパワーアンプを搭載しており、実用最大出力は100W×7ch(6Ω、1kHz、THD10%、1ch駆動時)。サラウンドバックチャンネルを使用しない場合には、フロントチャンネルのバイアンプ接続も可能だ。
従来モデルの「NR1604」では、スピーカーが6Ωまでの対応だったが、NR1605では4Ωの低インピーダンススピーカーも利用できるようになっている。
HDMI端子は、入力8系統/出力1系統を装備。4K/60pの入出力に対応するほか、4Kへのアップスケールも行える。HDMI以外の入力インタフェースは、コンポーネント映像×2系統、コンポジット映像×3系統、アナログ音声×3系統、光/同軸デジタル音声×各1系統、USB A(フロント)×1基、ネットワーク端子×1基。出力インタフェースは、コンポーネント映像モニター×1系統、、コンポジット映像モニター×1系統、ヘッドホン×1系統、2.1chプリアウト×1系統に、ゾーン2プリアウト×1系統を装備する。
新たに、BluetoothとWi-Fiに対応。ネットワークでは、DLNA 1.5対応ネットワークオーディオ、AirPlay、インターネットラジオを利用できる。WAVとFLACでは、192kHz/24bitまでのはハイレゾ音源の再生が可能だ。2,8MHzのDSD再生にも対応している。フロントのUSBポートは、iPod/iPhoneの充電にも対応。また、DSDファイルを再生することもできる。
音場設定ツールは、Audyssey MultEQを採用。最大6ポイントでの測定結果から、リスニングポジションの広いサラウンド環境を構築できる。また、オーバーレイ表示可能な日本語対応GUI(グラフィカルユーザーインタフェース)も採用している。
iOS端末やAndroid端末に対応した「Marantz Remote App」を利用可能。ボリュームや入力、サウンドモードの切り替えられる。
本体サイズはW440×D376×H105mmで、質量は8.6kg。消費電力は250W。