freeeとスタンドファームは16日、全自動のクラウド会計ソフト 「freee(フリー)」とクラウド請求書管理サービス「Misoca(みそか)」において、データの連携を開始したと発表した。
今回の連携により、「Misoca」で作成した請求データを「freee」にワンクリックで登録できるようになる。請求書の個別作成やCSV一括作成、自動郵送、オンライン決済といった請求業務を「Misoca」で行っている人は、個々の請求内容を会計データとして入力する手間が省けるようになるため、大幅な効率化を図ることが可能という。
「freee」は、個人事業主や中小企業のためのクラウド会計ソフト。簿記の知識がなくても簡単に使えるのが特徴で、銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、記帳を自動化することができる。また、日々の経理作業を従来のデータ入力を伴う方法の約50倍の速さで行えるという。無料版と有料版を用意。有料版の料金は個人事業主プランが月額980円、法人プランが月額1,980円。
「Misoca」は、無料で見積・納品・請求書が発行できるクラウドサービス。メール配信から郵送まで自動で行えるなど、請求業務の効率化が可能となっており、個人事業主や中小企業を中心にこれまで1万3,000以上の事業者が登録しているという。