デルは16日、過酷な環境に耐える堅牢ノートPC「Latitude Rugged Extreme」シリーズを発売した。ラインナップは、14型ノートPCと11.6型 2in1ノートPCの2モデル。ともに米軍用規格「MIL-STD-810G」などに準拠している。
発売日と参考直販価格は、14型の「Latitude Rugged Extreme 14」が同日発売で税込429,546円、11.6型 2in1の「Latitude Rugged Extreme 12」が7月発売予定で税込410,106円。
Latitude Rugged Extremeの2製品は、軍事や警備、製造業、工業、救命救急現場での使用を想定したもの。米軍用規格「MIL-STD-810G」や「MIL-STD-461F」、防滴・防塵性能「IP65」、危険な場所での使用に関する規格「ANSI/ISA 12.12.01」などの認定を得ている。
両製品とも、CPUは第4世代のIntel Core i3/i5/i7、メモリはDDR3L 1600を最大16GB、SSDは最大512GBを搭載可能。ディスプレイは厚手の手袋をしてもタッチ操作ができる抵抗膜式のタッチスクリーンを採用している。専用GPSなどのオプションを用意する。
Latitude Rugged Extreme 14
Latitude 14 Rugged Extremeは、GPUに「NVIDIA GT 720M」を搭載することも可能だ。14型液晶の解像度は1,366×768ドット。サイズは約W355×D245×H50mm、重量は約3.8kg。
Latitude Rugged Extreme 12
Latitude 12 Rugged Extremeは、液晶ベゼルの内側、画面だけを回転させてタブレット形状に変化させられるコンバーチブル製品だ。11.6型液晶の解像度は1,366×768ドット。フラッシュ付きの800万画素カメラを備える。サイズは約W310×D220×H40mm、重量は約2.5kg。