東芝は16日、2014年夏モデルのPC新製品として、15.6型コンバーチブルノートPC「dynabook P75」を発表した。360度回転式のディスプレイにより、テント形状やタブレット形状などで利用できる。発売は7月上旬の予定で、価格はオープン。店頭予想価格は税別160,000円前後。
dynabook P75はコンバーチブルノートPCとしては異色の大画面となる、15.6型液晶 (フルHD、IPS)を搭載した製品。クラムシェル、フラット、タブレット、テント、シネマの5種類の形状に変化させることが可能だ。
主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4210U (1.7GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB (8GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400 (CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット、タッチパネル)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブが非搭載、OSがWindows 8.1 Update 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.0×3、HDMI、約92万画素のWebカメラなどを装備する。サイズは約W382.0×D246.8×H19mm、重量は約2.3kg。バッテリ駆動時間は後日公表される。
カラーリングはサテンゴールドのみ。「フレームレスキーボード」により入力時のたわみを軽減したほか、キートップに0.2mmの凹みを設けるなど快適なタイピングを提供する。スピーカーはharman/kardon製で、Bluetoothマウスが付属する。
ソフトは「Microsoft Office Home and Business 2013」や「Adobe Photoshop Elements 12」などがバンドルされる。また、スマートフォンのキー入力をPCで行える「TOSHIBA Bluetooth デバイス・プロファイル・ユーティリティ」やスマートフォンの画面をPCに映し出す「東芝スクリーンミラーリング for スマートフォン/タブレット」など同社オリジナルのスマートフォン連携ソフトもプリインストールされる。