東芝は16日、10.1型タブレット「dynabook Tab S50」を発表した。7月上旬以降の順次発売を予定している。搭載OSのWindows 8.1 with Bingは、Microsoftが低価格デバイス向けにOEM供給するエディションで、デバイスは標準検索エンジンにBingを設定した状態で出荷される(ユーザーによる変更は可能)。

dynabook Tab S50は3機種のバリエーションがある。価格はいずれもオープンで、店頭予想価格はフラッシュメモリ容量32GBの「S50/23M」が5万円前後、同64GBの「S50/26M」が6万円前後、同64GBでBluetoothキーボードカバー付きの「S50/36M」が6万円台後半(すべて税別)。

dynabook Tab S50

dynabook Tab S50/36M

dynabook Tab S50の主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F (1.33GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型液晶(1,280×800ドット)。バッテリ駆動時間は約7.0時間 (JEITA 2.0) / 約9.5時間 (JEITA 1.0)。サイズはW258.0×D175.0×H9.0mm、重量は約555g。

GPS、電子コンパス、ジャイロ、加速度センサ―を搭載。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはmicro USB 2.0×1、micro HDMI、ヘッドホン出力、microSDカードスロット。前面120万画素・背面500万画素のカメラを装備する。

本体カラーはサテンゴールドのみ。ソフトはOffice Home and Business 2013のほか、ホワイトボードのメモや紙の資料を撮影後に補正・整形するソフト「TruCapture」が付属する。

左から上下左右の各側面。クリックで拡大とスライドショー

S50/36Mに付属するBluetoothキーボードカバー

Bluetoothキーボードカバーを装着して閉じた状態