東芝は16日、OSにWindows 8.1 with Bingを搭載した8型タブレット「dynabook Tab S38」を発表した。7月上旬以降の順次発売を予定している。価格はオープンで、店頭予想価格はフラッシュメモリ容量32GBの「S38/23M」が3万円台後半、同64GBの「S38/26M」が4万円台後半(ともに税別)。

dynabook Tab S38

dynabook Tab S38は、2013年11月に発売されたdynabook Tab VT484の後継となる製品。厚さは9.5mm、重量は385gと、VT484に比べ薄型軽量化を図った。CPUには、4コア/4スレッドのIntel Atom Z3735Fを採用している。

OSのWindows 8.1 with Bingは、Microsoftが低価格デバイス向けにOEM供給するエディション。同OSを搭載した製品は、標準検索エンジンをBingに設定した状態で出荷される(ユーザーによる変更は可能)。

dynabook Tab S38の主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F (1.33GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、ディスプレイが8型液晶(800×1,280ドット)。バッテリ駆動時間は約7.5時間 (JEITA 2.0) / 約10時間 (JEITA 1.0)。サイズはW132.0×D210.7×H9.5mm、重量は約385g。

GPS、電子コンパス、ジャイロ、加速度センサ―を搭載。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはmicro USB 2.0×1、ヘッドホン出力、microSDカードスロット、前面120万画素・背面500万画素のカメラを装備する。

本体カラーはサテンゴールドのみ。ソフトはOffice Home and Business 2013のほか、ホワイトボードのメモや紙の資料を撮影後に補正・整形するソフト「TruCapture」が付属する。

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