整体師の大山奏です。体幹トレーニングには多くの種類があります。体幹を鍛えることによって、スポーツのパフォーマンスを全体的に上げることができます。そして、ケガをしないためには身体の柔軟性も必要になってきます。今回は、柔軟性もアップする体幹トレーニングをご紹介します。
あおむけに寝て、膝を立てた状態からスタートします。 腰を持ち上げ、頭の上で左右交互に脚を開きます。
天に向けた脚を交互に頭の上におろす
腰を持ち上げた状態で、一度バランスのよい場所を探します。腰に手を当てて上半身を支え、体幹で脚を支えます。常に体幹部分に力をいれておかないと、身体がふらふらとしてしまうので注意しましょう。
呼吸を止めないようにしながら、左右の脚を交互に頭の上におろします。一定のリズムで行い、バランスが崩れたら一度立て直してから再度行ってください。
膝を曲げるのはNG、痛くない範囲でトライしよう
ポイントは膝をなるべく曲げないことと、なるべく身体を垂直に持ち上げることです。股関節周りがかたいと、膝を伸ばしたまま開くことが難しいと思います。痛くない範囲をなるべく広げていけるようにしましょう。
腰を持ち上げたときには、できるだけ脚を床と垂直になるように上げます。脚を動かしても上に残した脚は天に向けるように意識して行ってください。
まずは左右15回ずつを目安にしてみます。問題がないようであれば、30回ずつまたは1分間など時間を決めて行ってもいいでしょう。
ふらついてしまい脚を動かすのが難しい場合には、ただ腰と脚を持ち上げた状態をキープすることからはじめてもOKです。その場合は、2分以上動かないようにがんばってみてください。それだけでも体幹を鍛えられます。
トレーニングも大事ですが、ケガをしないことも大切です。運動の前後にはストレッチなども忘れずに行ってくださいね。
筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。