1限目と2限目には諏訪彩花と沼倉愛美が登場

2014年4月より放送開始となったTVアニメ『悪魔のリドル』。そのエンディングテーマを集めたEDテーマアルバム「黒組曲・序」の発売を記念したイベントが2014年5月24日に虎ノ門・ポニーキャニオン本社1階 イベントスペースにて開催された。

TVアニメ『悪魔のリドル』のエンディングテーマは1話ごとに異なるキャラクターが担当しているが、今回リリースされた「黒組曲・序」は4話までのEDテーマおよび全員曲「QUEEN」を収録。発売記念イベント「10年黒組臨時授業」は全12回の予定だが、5/24に行われた1限目および2限目には、「黒組曲・序」に担当EDテーマが収録されているキャスト陣の中から、東兎角役の諏訪彩花と武智乙哉役の沼倉愛美が登場した。

■「10年黒組臨時授業」1限目
まずステージに登場したのは、ニコニコ生放送で配信されている「悪魔のリドル ラジオ~黒組通信~」でおなじみのリドル君。ニコ生では一切声を発しないリドル君だが、イベントでは司会を担当するため、「今日は喋ります」と宣言し、諏訪と沼倉をステージに呼びこむ。

今回のイベントは普段は喋らないリドル君が担当

ステージではまずニコ生の話題から。「頑張ってたでしょ?」という沼倉に、平謝りの諏訪。ニコ生の翌日、諏訪からは「本当にすいませんでした」との連絡があったが、佳村はるかからはまったく何も来なかったとのエピソードを明かし、「絶対に許さない」(沼倉)。

ニコ生でおなじみとなった諏訪のイントロ芸も、始まりは沼倉が歌う「concentration」がきっかけ。ということで、「黒組曲・序」収録曲についてのトークでは、自然とイントロクイズをする流れに……。

来場者アンケートを元にした質問コーナー「10年黒組目安箱」では、「乙哉の武器はハサミですが、お2人が断ち切りたいものは?」という質問に、黙って諏訪を見る沼倉。慌てる諏訪に対して、沼倉は「甘やかしてしまう弱い心を断ち切りたい」と話す。

なお、諏訪が断ち切りたいものは「変なイメージ」。「どうも皆さん、勘違いをしているところが……」という諏訪は、今後はよりMCらしくなると宣言するも、「噛まない、回す、人の話をちゃんと聞く」という言葉に、沼倉は「当たり前じゃん」とすかさず突っ込みを入れる。「それが難しくて……」(諏訪)。

また、8月24日に行われる「黒組PARTY!」は、3月末に行われた「Anime Japan」でのステージ以来となるキャスト陣勢ぞろいのイベントになるが、諏訪を見つめながら、「どんどん頭角を現してきたじゃないですか……」と、一抹の不安を語る沼倉だった。

続くコーナーは「黒組危機一発」。いわゆる「黒ひげ危機一発」だが、剣を刺すときに「暗殺文句」を言う、飛ばした人が罰ゲーム……というルールで行われた。

真剣な表情で黒ひげに挑む

いつもすぐに飛ばしてしまうという沼倉は、「(一回目で)飛ばなかったら自分の勝ちでいいですよね?」と弱気な発言で勝負に挑むが、対決の結果は、「心はパラドクス♪」という暗殺文句とともに諏訪が黒ひげを飛ばし、沼倉が見事勝利。罰ゲームとして諏訪が「セクシー殺し文句」を披露する。

黒ひげ対決は沼倉の勝利

およそ40分のステージトークに続いてはお渡し会。諏訪と沼倉は、ファンひとりひとりに自分が演じるキャラクターが描かれたオリジナルアナザージャケットを手渡しながら、束の間のコミュニケーションを楽しんだ。

■「10年黒組臨時授業」2限目
1限目に続いて行われた2限目。ステージに登場した諏訪と沼倉に、司会のリドル君が「(イスに)座ってください」と言ったところから、話題はこちらものニコ生でおなじみの「諏訪る」について。

諏訪「皆さん、良い意味で言ってくださっていると……」
沼倉「え、そうなの?」
諏訪「違うんですか?」
沼倉「どういう意味なの? "諏訪る"って」
諏訪「ぬー(沼倉)さん的にはどういう意味だと思ってますか?」
沼倉「スベるじゃないの?」

会場から大きな拍手が起こると、諏訪は「みんなおかしいです!」と憤りをみせる。「そんなことはない……と思います」(諏訪)。

「黒組曲・序」に収録されている曲については、「『パラドクス』はとてもロック調で激しい曲なので、レコーディングのときも汗びっしょりで歌いました」(諏訪)、「カッコいい曲ですが、乙哉はいつも笑っているイメージがあったので、笑みを浮かべている感じを基本にしつつ、ちょっと切なく感動的な歌詞のところでは、演技派の乙哉を表現をしながら、メリハリのきいた曲にしたかった」との感想が述べられた。

また、8月24日に行われる「黒組PARTY!」の話題では、みんなの歌を覚えているという諏訪の「私、乙哉も歌えますよ」という言葉に、「ではイントロからどうぞ」とリドル君。諏訪の"生デレデ"に大盛り上がりの会場をみて、諏訪は「皆さん、本当に優しいですね」と満足気な表情を浮かべる。

沼倉「そういう意味では、私、黒組PARTY!がすごく心配」
諏訪「なんでですか?」
沼倉「カッコよく決めたいと思って(ステージに)出て行ったら、みんな笑っているんでしょ!」

「聴いても笑わないくらいまで聴き込んでください」(沼倉)

来場者アンケートを元にした質問コーナー「10年黒組目安箱」では、お互いの良いところや学生時代の思い出についてトーク。そして、続く「黒組危機一発」では、沼倉が本領を発揮することに。

1限目の対決で見事に勝利を飾った沼倉は、「私、強くなったんだ!」と自信満々。しかし、まさかの一刺し目で黒ひげを飛ばし、会場全体は驚きの声で包まれる。事前に弱い弱いといっていたのが真実だったことを証明した沼倉だが、どうも納得がいかず、リドル君もいれた3人でもう一勝負することになった。

沼倉まさかの一発アウトに会場も騒然

これまでの勝負では比較的早めに勝敗が決していたが、この対決は長期戦となり、結局残り3つというところで諏訪の敗北で終わった。

リドル君も参加してあらためて勝負

(C)高河ゆん・南方純/KADOKAWA刊/「悪魔のリドル」製作委員会